
オリックスバファローズの4番としてブレイク中の吉田正尚選手!
日本代表でも4番として満塁ホームランを打つなど、その存在感は年々大きくなっていっています!
しかし、テレビで見ていてもスラッガーとして小柄な方で、「あのパワーの源は何なのだろう?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
吉田選手の筋肉が凄い事はすでに有名ですが、実は活躍の裏にはハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏の存在があるようです!
そこで今回は、2019年はホームラン王も狙える位置にいる「吉田選手と室伏さんの極秘トレ」について調べてみました!
Contents
吉田正尚プロフィール

- 名前:吉田 正尚(よしだ まさたか)
- 生年月日:1993年7月15日
- 出身:福井県福井市
- 身長:173cm
- 体重:83kg
- 投打:右投げ左打
- プロ入り:2015年ドラフト1位
- 年俸:8500万円(2019年)
吉田選手は、6歳の頃から野球を始め、高校では1年生から敦賀気比の4番として甲子園に出場していました。
甲子園では春夏を通じて4試合で打率.313、16打数5安打、2打点という成績を残し、将来を期待されていました。
大学は青山学院大学へ進学し、ここでも東都大学1部リーグで1年生から4番を務めます。
東都リーグの1部では通算72試合に出場し、打率.277(278打数77安打)、9本塁打、38打点、12盗塁という成績を残しました。
その他、日米野球大学選手権にも出場し、2015年のユニバーシアードでは4番として日本代表の優勝に貢献しています。
常に4番として存在感を見せてきた実績がスカウトの目に留まり、2015年のドラフト会議でオリックスバファローズから1位指名を受けます。
吉田選手への期待は大きいものでしたが、プロ入り後は怪我との闘い待っていました。
プロ入り後は怪我に悩まされる

プロ入り後の吉田選手を待っていたのは、ケガとの闘いの日々でした。
1年目の2016年
プロ入り1年目の2016年、春季キャンプ前の新人合同自主トレーニング2日目(1月12日)に、左ふくらはぎの筋膜炎を発症しいきなりリタイアを余儀なくされます。
2月には二軍から一軍に昇格するも再び二軍生活となります。
その後、ウエスタンリーグでホームランを放った事が評価され、開幕は一軍で迎えることになります。
そして、開幕戦でいきなり1番指名打者でデビュー。
吉田選手といえば代名詞のフルスイングですが、スタメン抜擢の理由は「スイングが鋭く、凡打しても相手に与える印象が違う」という理由でした!
オリックスの新人選手が一軍開幕戦のスタメンに起用された事例は、2011年の駿太選手以来5年振りの事でした。
その後もスタメンとしてフル出場を続けましたが、フルスイングが身体に与える影響があまりにも強く、腰椎の椎間板症に見舞われることになり、
外野の守備へ就けないほどにまで症状が悪化してしまいます。
治療の甲斐もあり8月に実戦復帰すると、シーズン1年目は63試合で10本塁打を放ち、オリックスの新人としては31年ぶりの快挙でした。
シーズン最終戦には初の4番打者として起用され、翌年以降への期待も膨らむこととなりました。
ただ、フルスイングは身体に想像以上の負荷がかかる為、身長173cmの吉田選手には大柄の選手の数倍の負荷がかかっていました。
例えるなら、柳田選手はベンツが性能の良いエンジンを積んでいるような状態で、吉田選手は軽自動車が性能の良いエンジンを積んでいるような感じなんだそうですσ^_^;
つまりは、エンジンはいいけども本体がその性能についていけないような状態だという事ですね。
これを改善すべく、吉田選手はあの鉄人にトレーニング指導を受ける事にしました!
室伏広治氏からトレーニング指導を受ける

室伏氏といえば、アテネ五輪金メダリストで日本ハンマー投げのレジェンドです。
ハンマー投げの選手の中では決して大きくない体で世界を制した室伏氏に、吉田選手は屈強な身体の作り方を学びに行ったんですね。
2018年オフは体幹トレーニングを中心に行っていたそうですが、室伏流というかなり独特なトレーニングをされていました!
独特な紙風船を使ったトレーニング

最近は色々な体幹トレーニングがありますが、紙風船は超独特ですよね( ・∇・)
これは、膨らませた紙風船をつぶさないように手のひらで支えながら、両ヒザをゴムチューブで固定し、重心を低くして前後に歩くトレーニングなんだそうです。
得られる効果としては「体幹を支える筋肉」が鍛えられるんだそう。
他にも、ひざを固定したままハンマーを重しとして腰にぶらさげ、片足で跳ぶ運動も取り入れているそうです。
ハンマーを使ったトレーニングや、体幹だけではなく、更に体幹を支える筋肉を鍛えるという発送はレジェンドならではですね(*゚▽゚)ノ
室伏さんは、自身が41歳まで現役を続けた事を例に挙げて、若いうちからの筋肉の回復を考えて、トレーニング後のカバーを大切にするよう指導しているそうです。
では、室伏道場の効果はどうなのでしょうか?
室伏道場の効果は
2年目の2017年
前年の活躍もあり、4番として期待された2年目でしたが、オープン戦の終盤に腰痛が再発してしまいます。
診察で急性筋性腰痛の発症が判明したため、開幕一軍のメンバーからも外れる事になってしまいました。
7月に復帰すると、試合数が64試合にも関わらずシーズン12本塁打、打率311をマークし、「怪我さえなければ」と周囲を思わせる活躍を見せました。
しかし、シーズン終盤の10月4日には臀部の膿を除去する手術を受けるなど、2年目も順調とはいえないシーズンとなりました。
3年目の2018年
ここでいよいよ室伏道場の効果が現れるようになります。
「怪我をしない体づくり」を目指して、キャンプでは体幹トレーニングでも積極的に取り組み、開幕戦を一軍スタメンで迎えます。
プロ入り初の交流戦では、打率.397 3本塁打 10打点 出塁率.477 得点圏打率.500という好成績でチームをパ・リーグ球団の最高順位(2位)へ導き、交流戦のMVPに選ばれました。
オールスターにもパリーグ外野手部門で3位で選ばれ、第一打席で松坂大輔投手からオールスター初ヒットを放ちます。
シーズンを通しては143試合に出場するとともに規定打席に到達し、打率.321 26本塁打 86打点という素晴らしい成績を残しました。
4年目2019年
シーズンが始まる前の3月上旬に京セラドーム大阪で開かれた日本代表の強化試合・メキシコ戦で満塁ホームランを放ち、「スラッガー・吉田正尚」の名前を世界に知らしめました!
2019年はホームラン王も視野に入るほどの活躍が期待されています!
今回は、吉田正尚選手の極秘トレについてでした!
最後まで読んでいただきありがとうございました( ・∇・)