メジャーリーガー大谷翔平選手の2018年シーズンは凄い活躍でした!
打者としては、1年目で城島健司や松井秀喜を上回るシーズン19本塁打を打ち日本人新記録を樹立をし、投手としては、4勝と数字は一見少なく思えますが、160キロを超えるストレートで毎試合三振をバッタバタと取る姿をメジャーファンに見せつけました。
それが9月に入り、「右肘に新たな損傷が発覚」というニュースには、日本人はもちろん全米が落胆しました。
その後大谷選手は、松坂大輔やダルビッシュなどが受けてきたトミー・ジョン手術(側副靱帯再建術)を受け、無事に成功しました!
2019年は打者に専念し、投手の復帰は当初の予定通り2020年になる模様です。
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そこで気になるのは、2020年に大谷選手が二刀流復活でそのオフには年俸156億円の契約を結ぶのではという報道です!!
そこで今回は、「大谷選手が2019年〜2020年にどのようにプレーするのか」「契約はどうなるのか」について検証してみました!!
Contents
2019年は打者に専念
大谷選手は右肘の損傷が発覚した為、投手として復活するためにトミージョン手術を受けました。
トミージョン手術の後は、投球できるようになるには14カ月は間隔を空けないといけないと言われています。
ですので、2019年シーズンは投手は封印する事になりました。
打者としては、手術後4,5カ月あれば打つことは可能で、大谷選手は打者としてはDH(守備につかない打者)で出場を続けています。
復帰当初はなかなか結果が出ませんでしたが、ホームランが1本でると量産するあたりはさすが天才ですね( ・∇・)
2019年は打者に専念することになりますが、順調にいけば2020年にはいよいよ二刀流大谷翔平が戻って来る事になります!!
そこで気になるのが、年俸156億円という超破格の契約は一体どういったものになるのか?現在の契約はどうなのか?という事かと思います。
年俸156億円の契約とは
ここで、2019年現在の大谷選手の契約をみてみましょう。
- 契約:6年契約
- 年俸:65万ドル
改めて見ると、ビックリするぐらい安いですよね:(;゙゚’ω゚’):
一桁間違えてるんじゃないかというぐらいの金額です!!
ここから156億円ってどうやったらなるんじゃ!?と思うと思いますが、実はメジャーには年俸調停権という権利があります。
それが以下になります↓
メジャーリーグベースボール(以下MLB)では、「FA(フリーエージェント)権を持たない、MLB在籍期間6年未満の選手」に対する待遇救済措置として1973年から年俸調停(英:Salary Arbitration)制度が始まった。
MLBの年俸調停制度では、球団側と選手側が各々の希望年俸額を予め提示し、MLB機構と選手会が合意のうえで選定した中立的な第三者から成る公聴会によって採決が下される。採決は球団側または選手側どちらか一方の主張だけを完全採用する形になる。また契約年数は必ず単年となる。[6]
年俸調停を申請する選手は多い年には150人以上にものぼる。ただし申請しても、実際に公聴会開催にまで持ち込まれるケースは年間数人程度で、その前に球団側・選手側お互いが主張の中間点で妥結し、単年契約あるいは複数年契約を結ぶ場合がほとんどである。これは前述の通り、公聴会では双方の主張の折衷案をとることが無いためである。
MLB在籍期間(MLS = Major League Service time)が3年間に達した選手は年俸調停権を得る。MLSの年数はレギュラーシーズン中、その選手がMLBのアクティブ・ロースター(故障者リスト登録中期間や各種出場停止期間も含む)に登録されていた日数をもとに算出され、172日間でMLS1年(MLS=1.000[7])換算となる。つまり3年分(MLS=3.000)に相当する516日間アクティブ・ロースターに登録されれば調停権を得られる。
また例外として、MLSが2.000以上3.000未満で且つ前年シーズンのアクティブ・ロースター登録日数が86日以上あった全選手の中で、MLSの長さが上位22%に入る選手も調停権を得る。この例外条項は『スーパー2』と呼ばれる。[6]
調停権を得て以降、FA権を得るまでは毎シーズンオフに選手・球団側ともにその選手の契約年俸に対して調停申請を行うことができる。なお、調停権を持つ選手に対して、球団が期限までに来季の契約年俸を提示しなかった場合、選手は『ノンテンダーFA』となる。また、MLS6年(アクティブ・ロースター登録日数が通算1032日間)に達した選手が通常のFA権を得る。
引用:wikipediaより
メジャー在籍期間が3年(516日間のアクティブ・ロースター)に達した選手に対して与えられる権利で、大谷選手は2018年からプレーしているので、2020年にのオフにはメジャー在籍が3年になり、年俸調停権を得る事になります。
ソーシア監督は、「ショウヘイは(年間)20~24試合に登板して19試合に勝てる才能を持っている。打者でも300~350打席は立てる」
と見込んでいます。
2018年の大谷選手の成績は、326打数、打率・285、22本塁打、61打点でしたので、打者としては2018年に既にクリアしてしまいましたσ^_^;
怪我さえなければ投手としても20試合以上の登板は確実でしょうから、2019年オフに年俸調停権を行使すれば、156億円の大型契約が結べるだろうという計算です。
この156億円という金額の出所ですが、同僚のトラウト選手を基準にはじき出された金額のようです。
トラウト選手は3年目を終え、4年目を迎える14年に6年1億4450万ドル(当時148億円)という破格の契約を結んでいます。
この3年目のトラウト選手の成績は、157試合に出場し、589打数で打率・323、27本塁打、97打点です。
これと比較しても、大谷選手が二刀流である事を考えれば、年俸2800万ドルの5年契約(総額1億4000万ドル=約156億円)規模の契約も十分現実的にあり得ると思いますね( ・∇・)
いずれにしても、メジャーも超一流選手が今まで契約してきたのと同程度の契約になる可能性は高そうですね!!
日本からメジャーに挑戦する時は、後2年待てば大型契約ができるにも関わらず、6000万円という金額でメジャーへの移籍を決め、賛否両論がありました。
しかし、お金よりも純粋に自分の実力を夢の舞台で試したいという野球少年のような心に、多くの日本人は更に応援したくなったのではないでしょうか。
これだけ日本に夢と希望を与え続けてくれている大谷選手には、お金というアメリカン・ドリームも掴んで欲しいですよね!!
2019年は打者大谷に注目ですが、ホームラン王を取るような活躍を期待したいと思います!!
最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ω^ )
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