囲碁界にスーパースターの誕生です!
囲碁の日本棋院は5日、まだ若干小学4年生の仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(9)が、史上最年少でプロ棋士の初段になると発表しました!
2019年4月1日付のプロ入りとなれば、10歳0か月でのプロ入りとなる為、藤沢里菜女流3冠(20)の11歳6か月を9年ぶりに更新する快挙です。

更に、日本棋院が世界の2強を形成する中国、韓国に対抗するプロ棋士養成のため新設した「英才特別採用推薦棋士」第1号にも選ばれました。
今後の囲碁界を背負っていくであろう中村さんは、ご両親も囲碁界の大物のサラブレッドのようなんです!
更には、若干9歳で韓国語がペラペラとの噂も!?
今回は、「天才少女」と「家族」について調べてみました!
仲邑 菫(なかむら すみれ)さんプロフィール


- 名前:中村 菫(なかむら すみれ)
- 年齢:9歳(小学4年生)
- 出身:生まれは東京都
- 現在の住まい:大阪府大阪市此花区
- 身長:約125cm(2019年1月現在)
- 経歴:関西棋院 卒業
- 両親:父・仲邑 信也(なかむら しんや)、母・仲邑 幸(なかむら ゆき)
- 母の妹:石井茜さんは囲碁3段
9歳でこれだけの快挙を達成するまでには、幼少期からの英才教育があったようです。
中村さんは3才の時、母親の幸(ゆき)さんから囲碁を教わり始めたそうです。
後で詳しく書きますが、母親の幸さんも囲碁界では有名な方ですので、プロ中のプロから教えてもらえる環境は素晴らしいですね。
そして凄いのは、7歳の時からご家族で韓国ソウルに囲碁の修行に行った事です!
囲碁は日本の伝統のようなイメージが強いですが、実は「韓国が囲碁の本場」でした。
韓国の囲碁の名門「ハンジョンシン」という囲碁道場で修行を積んだ仲邑さんは、小学2年で少年少女の全国大会ベスト16の成績を残します!
そして、韓国で小学校低学年の囲碁チャンピオンになるまでに成長しました!
更には、この若さで韓国語を既にマスターしており、韓国に行った時には両親の通訳を務めるほどペラペラなんだとか(*゚▽゚)ノ
もう天才少女ですね( ・∇・)
2018年7月には、ネット囲碁大会無差別クラス(アマ女子)で優勝を飾り、2019年4月に「英才特別採用」の第一号で囲碁棋士としてプロ入りすることが発表されました!
ご両親も囲碁界の大物


囲碁サラブレッドの菫さんのご両親も囲碁界の大物でした!
まずはお父さんから見てみましょう!
父親


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- 名前:中村 信也(なかむら しんや)
- 生年月日:1973年4月10日
- 年齢:45歳(2019年1月現在)
- 出身:大阪府
- 棋士段位:9段
- 所属:日本棋院関西総本部
主な戦績
- 平成8年:第21期新人王戦 準優勝
- 平成10年:第13期NEC俊英トーナメント優勝
- 平成12年:第48期王座戦 本戦入り
- 平成18年:第54期王座戦 本戦入り
- 平成19年第20回 世界選手権富士通杯日本代表
囲碁関連受賞履歴
- 平成8年:松原賞受賞
- 平成18年:棋道賞勝率第1位賞 33勝8敗 .805
- 平成18年:通算400勝達成
素人目から見てもどれ程凄いのかの深い部分まではわかりませんが、9段という段位を聞くだけでも凄い方なのはわかりますよね( ・∇・)
ただ、これほどの実績を残してきた方でも、娘の菫さんの躍進には驚いているようで、会見では以下のコメントを残していらっしゃいます!
「これほど早くプロになれるとは思っていなかった。先生方、応援してくださった方々のおかげ。関西棋院の先生方に教えてもらったことに感謝。まだまだ未熟だが、指導を続けていただければ」
関西棋院の方の協力あっての快挙なんですね( ・∇・)
このような謙虚な姿勢も、菫さんには受け継がれているでしょうから、人間的にも将来が非常に楽しみです( ^ω^ )
母親
会見写真の左に写っているのが母親の幸さんです!
幸さんは囲碁のプロではありませんでしたが、囲碁を教える囲碁インストラクターをされていたようで、教えることに関してはプロでした!
「現役のプロ棋士の父」と「教えるプロの母」の元で育った菫さんは、最高の環境と最強の遺伝子を持っていると言えそうです!
気になる年収は
最年少プロ入りの仲邑菫さん、井山五冠と対局 結果は? (朝日新聞デジタル) – LINEアカウントメディア https://t.co/JqIKPPVmZs #linenews @news_line_meから
— むねゆき (@tomonagav) 2019年1月6日
棋士の世界は、男女で戦いの場が分かれています。
今後仲邑さんは、女性棋士として7大タイトル戦などの棋戦に参加しながら、女性のみに資格のある女流棋戦に参加する事になります。
5大女流タイトル戦の優勝賞金は350万~800万円ぐらいだそうで、7大タイトル戦の優勝賞金の最高額は棋聖戦の4500万円になるそうですよ(*゚▽゚)ノ
夢がありますね!
現在、女性トップの年収は、藤沢里菜女流3冠(20)の約2400万円だそうです!!
未だ女性が7大タイトルを獲得したことはないそうで、仲邑さんには将来、女性初の7大タイトル獲得が期待されています。
男性のトップは、2017年の日本棋院所属棋士の“賞金王”井山裕太5冠(29)で、1億5981万4000円にもなるそうです( ・∇・)
主にタイトルを取ると突出した金額が稼げるようですが、日本棋院の場合は棋士になると段位に応じて数万円から十数万円の基本給が毎月支払われるそうです。
その他、一局ごとの対局料(数万~約100万円)や指導料、講演料、原稿料などが収入源となるそうです。
タイトル保持者など一部を除くと、ほとんどの方は年収約200万~300万円が相場のようです。
野球と同じで実力勝負の厳しい世界のようです:(;゙゚’ω゚’):
最後に
ここまで、囲碁界のスーパースター・仲邑菫さんとそのご両親について見てきました。
やはりご両親も凄い方で、ここまでの実績を残せたのは幼少期からの英才教育がありました!
これから厳しいプロの世界に行くわけですが、無限の可能性がある仲邑にはどんどん記録を塗り替えていってもらいたいですね!
将棋の藤井聡太さん、囲碁の仲邑菫さんは日本の期待の星となってくれそうです( ・∇・)
最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ω^ )


