
3月21日をもって、イチロー選手が現役を引退されましたね。
引退試合は最後まで本当に感動的でした。
イチロー選手は野球界のレジェンドと言われていますが、競馬界のレジェンドと言えば武豊騎手です。
実はこの二人、1995年から付き合いがあり今でも1年に一度は食事をする仲なんです!
全く畑の違う世界でトップを取ってきた二人ですが、実はお二人には共通点がありました。
それはまさに、トップのトップたる所以と言える部分でした!
今回は、そんなレジェンドお二人について書いてみました!
出会いは1995年のラジオ

二人のレジェンドの出会いは1995年で、付き合いはもう24年になるそうです。
当時、オリックスに在籍していたイチロー選手はラジオ番組のパーソナリティをしていました。
そのゲストとして、武豊騎手が出演したのがきっかけでした。
まだ20代と若かったお二人ですが、やはりその道で頂点を極める者同士、共鳴する部分があったのでしょうね。
現役へのこだわり
まず、お二人に共通していることは、「現役へのこだわり」でした。
イチロー選手は45歳で引退となりましたが、当時から「最低50歳まで現役」とおっしゃっていました。
武豊騎手との食事会の時には、「背番号と同じ51歳までやりたい」とおっしゃっていたそうです。
対して武豊騎手は、「60歳まで現役」と以前からおっしゃっています。
お二人は食事をしている時の会話で、次のような会話にやり取りをしています。
武豊騎手が「(自分が)騎手じゃなくなるのが嫌やな」と話すと、イチロー選手は「同じ。野球選手じゃない自分が嫌だな」と返したそうです。
出典:毎日新聞
この一言の会話に、お二人の現役に対する凄いこだわりが凝縮されていますよね( ・∇・)
常に現場のプレーヤーでありたい!
子供の頃から憧れた職業をずっと続けたいという純粋な気持ちがお二人からは伝わってきます。
そしてお二人とも凄いのは、言葉だけではなくその為にすべき努力をし続けている事です。
野球だと40歳、競馬だと50歳を超えると現役でプレーしている方はほんのわずかになります。
やはり肉体的な衰えがきてしまうのだと思われますが、それをお二人は徹底的な自己管理で最小限に抑えてきました。
騎手は当然かもしれませんが、お二人は本当に昔から体型が全く変わっていませんよね。
あと、風邪を引いたとかもほとんど聞いたことがありません。
これは、食事管理と規則正しい生活の賜物ではないかと思われます。
イチロー選手は、毎日同じルーティーンをし続けていると言われます。
おそらく1週間密着したら、そのルーティーンに驚く事になるのでしょうが、これは徹底した繰り返し反復で、体や潜在意識に全てを落とし込んでいるのだと思われますね。
普通の人であれば、いろいろな誘惑に負けてしまいますが、レジェンドお二人は全くブレないところが本物のスターたる所以ですね。
人と比較しない
これは本当に人生の教訓になります。
イチロー選手も武豊騎手も、お二人は口を揃えて「人とは比較しない」とおっしゃっています。
「人とは比較せず、昨日の自分をどれだけ超えることができるかだけに焦点を当てている」とおっしゃっています!
まさにスーパーレジェンドですよね!
確かにお二人からは、人の悪口などはほとんど聞いたことがありません。
人の悪口は、人と比較する事から生まれてしまいます。
勝っていても負けていても、見下したり妬んだり良くない感情が生まれます。
お二人は、「勝ち負けが必ず発生する勝負の世界」で生きていてそれを実践しています。
凄いですよね( ・∇・)
なかなか現実で生きていると難しい事ですが、お二人の姿勢は見習っていきたいものです。
最後に、イチロー選手と武豊騎手の人格がわかる逸話を少しご紹介します(*゚▽゚)ノ
イチロー選手の凄い逸話
イチロー選手はメジャーに行った時は相当なバッシングを浴びたとおっしゃっています。
イチロー選手の凄さをメジャーに知らしめたあの3塁へのレーザービームは、コインや物を投げつけられた怒りをあの送球にぶつけたというのは有名な話です。
こちらがその動画です。
引用:You Tube
さすがにコインをぶつけられているシーンは映っていませんが、本当に何度見ても素晴らしい送球ですね。
血の気の多い選手だったら、直接ファンに怒ってしまいそうですが、そこもイチロー選手は「ベースボール」を通じてメッセージを返したんですね!
「これでどうだ!」というのをプレーで見せる!
実力があるからこそできる離れ業ですが、ここは是非見習いたいところです。
武豊騎手の凄い逸話

武豊騎手も、2010年3月にひどい落馬をしてしまい、当初は騎手生命が危ぶまれるほどの大怪我でした。
しかし、関係各所への配慮から半年で奇跡的な復帰を果たします。
その年の凱旋門賞にも騎乗しましたが、落馬による影響で腕の関節が以前のように動かなくなっており、成績が低迷してしまいます。
大手のクラブからの依頼も減り、騎手人生の窮地に立たされていました。
しかし、後に武騎手はその時の状況を語っていらっしゃいますが、「騎手は馬主の方に信頼されて馬を任せてもらえる」「だから言い訳してはいけないと思うんです」とおっしゃっています。
今まで競馬界のトップと走り続けてきた武騎手が、初めて陥った危機的状況でしたが、それでも一切泣きごとや言い訳を言わず、自分のできる事に集中して再びスターダムに戻ってきました。
2013年のダービーをキズナで勝った時は、競馬ファンは皆涙しました。
まさに武騎手の姿勢は、人生を生きる上での教訓を教えてくれています。
やはり、トップと取ってきたお二人には様々な共通点がありました。
この部分は、人生における教訓にもなると思いますので、見習っていきたいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました( ^ω^ )
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