【追記】ブルームは体調が整わない為、凱旋門賞は回避する事になりました
今年も凱旋門賞の時期になりましたね!
JRAも秋のG1シーズンに突入し、競馬が非常に面白い季節です!
今年の凱旋門賞には日本から3頭が出場予定となっており、日本馬の初制覇に期待が高まりますが、やはり競馬ファンとしては「武豊騎手に凱旋門賞を勝って欲しい」との思いがありますよね!
その武豊騎手は、今年はなんと外国馬に騎乗して凱旋門賞に挑戦する予定でした。
やはり世界の武豊は凄い!と思いますが、これには色々な経緯もあった模様。
勝算のある馬に乗るのかどうかも非常に気になりますよね!
そこで今回は、来年の凱旋門賞に向けて「騎乗の経緯」「勝算は」「希望はコース適性」について考察してみました!
2019凱旋門賞で外国馬に騎乗するまでの経緯
2019年の凱旋門賞で武豊騎手は「ブルーム」という馬に騎乗予定でした。
厩舎はあの名門・オブライエンで、主戦はライアン・ムーア騎手が務めていました!
まさに最強タッグですね!
では、なぜ今回武豊騎手に騎乗依頼が来たのでしょうか。
それは、キーファーズが一部の所有権を購入した事が理由でした。
以前は、アイルランドを本拠地とする「クールモア」が所有していましたが、今回、日本の松島正昭氏が経営する「キーファーズ」が所有権の一部を購入したことにより、武豊騎手とのタッグが実現しました。
キーファーズの松島氏は「夢は武豊騎手で凱旋門賞を獲ること」と語っていらっしゃいますので、今回はその権利を得たということになりますね。
キーファーズの勝負服はこちらです!
( ̄▽ ̄)ウヘヘ
— まめぴよ (@mamepiyo246) September 15, 2019
土日で3勝。キーファーズの馬で勝つと嬉しいなぁ。この勝負服好き♡ https://t.co/gvv4VWDKdZ
この模様は、経営するマツシマホールディングスのロゴマークを使用しているんだそうです( ・∇・)
なかなかユニークな社長さんですね!
是非、凱旋門賞制覇の夢を叶えて頂きたいものですが、凱旋門賞はディープインパクトやオルフェーヴルでも跳ね返されてきた歴史があるレースです。
ブルームの勝算はどうなのでしょうか?
勝算は!?
凱旋門賞は、3歳馬と牝馬が有利と言われています。
それは、斤量が古馬よりもかなり優遇されているためです。
4歳以上の牡馬が59.5kgを背負うのに対して、3歳牡馬は56.5kg、3歳牝馬は54.5kgで出走ができます。
ブルームは2019年は3歳牡馬したが、もし来年出走になれば4歳馬ですので59.5kgの斤量を背負う
事になります。
凱旋門賞が行われるロンシャン競馬場は、芝が重く、10Mの高低差があるタフなコースですので、斤量面の恩恵は大きなアドバンテージになります。
ですので、できる事なら3歳の2019年に出走しておきたかったところですね。
もう終わった事を言っても仕方ありませんので、ブルームの2019年の成績を見ておきましょう。
ブルームは2019年はイギリスとアイルランドのダービーに出走していました。
成績は
イギリスダービー:4着
アイルランドダービー:6着
でした。
イギリスダービーは勝ち馬から1馬身も離されてはいませんでしたが、アイルランドダービーでは勝ち馬から15馬身近く離されての6着でした。
2019年の凱旋門賞は、このレースの勝ち馬が出てくるのかはまだ未定ですが、凱旋門賞3連覇を狙うデットーリ騎乗のエネイブルも出走してきますので、もし出走していたとしても相当ライバルは強力です。
希望はコース適性!
ただ、希望もあります(^。^)
ブルームは、2歳の時に凱旋門賞の舞台となるロンシャン競馬場で行われた、ジャンリュックラガルデール賞(G1)で2着と好走した実績があります!
コース実績があるのは非常に心強い事です。
日本でいうと、例えば有馬記念が行われる中山競馬場は小回りですので、あのウォッカでも中山で走るとからっきし別馬のように凡走していました。
逆に能力が直接反映される東京競馬場では全く歯が立たない馬でも、小回り適性を生かして激走するような事も頻繁に起きたりします。
ですので、2歳時とは言えロンシャンのG1レースで連対しているのは大きなアドバンテージです。
もし来年出走することが叶えば、コース適性にはかなり期待が持てそうです!
最後に
ファンとしては、やはり武豊の名前がないのは非常に残念ですが、ブルームにはまだ未来がありますので来年以降に期待したいですね。
日本からは、フィエールマン、キセキ、ブラストワンピースの3頭が出走を予定していますので、10月6日(日)は日本馬をみんなで応援しましょう(*゚▽゚)ノ
ブラストワンピースは重い馬場が得意ですので、日本馬の悲願を叶えてくれるかもしれません!
最後まで読んでいただきありがとうございました(^。^)