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ファーウェイの副会長が逮捕!なぜ?理由は?日本への影響はある?




日本でもお馴染みの中国最大手の携帯メーカーHUAWEI(ファーウェイ)ですが、なんと副会長がカナダで逮捕されてしまいました。

副会長は、創業者の娘である孟晩舟(メン・ワンツォウ)最高財務責任者(CFO)が務めていましたが、一体何があったのでしょうか?

欧米での事実上のトップの逮捕は、今後様々な影響が出そうですが、日本への影響も心配されます。

今回は、「逮捕された理由」「日本への影響」について調べてみました。

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事件をおさらい

カナダ司法省は5日、中国通信機器大手、華為技術ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟(メン・ワンツォウ)最高財務責任者(CFO)をバンクーバーで逮捕したと明らかにした。米国に身柄が引き渡される可能性がある。

関係筋によると、華為の取締役会副会長の1人で、創業者の任正非氏の娘でもある孟氏の逮捕は米制裁措置への違反に関連しているという。

出典:ロイター

「米制裁措置への違反に関連」がポイントになりそうです。

では、次に逮捕の容疑を見てみましょう!

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逮捕の理由は

孟晩舟・副会長が逮捕された理由は、「米国のイランへの制裁にファーウェイが違反した疑いがあるため」だそうです!

米当局は華為が米国製品をイランなどに輸出し、米国の輸出・制裁関連法に違反した疑いがあるとして、少なくとも2016年から捜査しており、捜査はニューヨークの連邦検察当局が中心になっている。

出典:ロイター

ロイターによると、2016年から既に米当局は捜査をしていたそうで、今回の逮捕に踏み切ったようです。

ただ、アメリカと中国は米中貿易戦争といわれるぐらい、貿易ではバチバチに揉めていましたから、その一連の流れでの逮捕との見方もあるようです(-。-;

ただ、これはあくまで表向きの理由で、逮捕の背景には「米中ハイテク戦争」があるようです。

これは、「第5世代移動通信システム」いわゆる「5G」開発は中国がリードしている為、これに危機を感じたアメリカが今回の逮捕に踏み切り、中国を排除していこうという動きの一環との見方が強くなってきています。

日本への影響は

では、今回の逮捕を受けて日本へはどんな影響があるのでしょうか?

「株価への影響」は既にでていましたが、その後も様々な影響が出てきています!

株価への影響

逮捕のニュースを受けて、日経平均は一時400円の値下がりをしたようです。

株を買っていた方は気が気じゃないですね(-。-;

まだ今後どうなるのかは予断を許さない状況ですので、株への投資も慎重になる必要がありそうです。

日本政府がファーウェイ製品の除外を表明 12/11追記

日本の携帯大手3社(ドコモ、ソフトバンク、au)が、今後のファーウェイ製品を除外する事がわかりました!

更に、来年秋に参入する楽天が、次世代通信の「5G」の基地局などで中国メーカーの機器を使わない方針を固めたと発表がありました!

使用中の機器に加え、次世代規格の第5世代(5G)移動通信システムへの採用も見送る方針だそうです。

合わせて日本政府は、中興通訊(ZTE)の製品も排除する方針を固めており、情報漏えいや安全保障上のリスクを懸念して国の調達から中国製品を排除するのに足並みをそろえるようです。

ただ、この中国排除の動きに対する中国の反発は必至の模様で、日中関係に悪影響が出る可能性が指摘されています。

関西経済に打撃の可能性 12/15追記

関西経済に打撃の可能性がある理由は、ファーウェイが、関西に集積する電子部品や機械メーカーなどと連携を強め、パナソニックや京セラ、村田製作所など取引がある為です。

ファーウェイは、上記の企業との取引実績を既に公表しています。

日本でファーウェイ製品の排除が進めば、ファーウェイの経営悪化は避けられず、部品を供給している企業が集中している関西の経済に打撃となる可能性があるのです。

実際に、孟容疑者が逮捕されると、村田製作所などの株価が一時下落しました。

それぞれの取引企業は、次のように声明を出しています。

京セラ「取引は継続している。どうなるかは今後次第で、状況を見ている」

住友電気工業「先々影響が出てくるかもしれない」

村田製作所「コメントはできないが、5Gの設置は順調に進んでいる」

京セラは、スマートフォンや携帯電話の基地局向けの部品を納入しており、住友電気工業は、基地局向けの部品を納入するなどファーウェイは主要取引企業の一つです。

又、関西電力の子会社ケイ・オプティコムの格安スマホサービス「マイネオ」では、販売機種の4割がファーウェイ製だそうです。

余波は物流業界にも及ぶ可能性もあるそうで、それは関西国際空港の輸出額で、最も多いものは電子部品だからだそうです。

物流関係者もこの事には危機感を抱いているようで、今後の動向が注目されます!

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中国の報復?カナダ人を拘束

中国の王毅外相は、孟容疑者の逮捕に関して、12/11に「正当な利益を侵害する覇権的な行為を中国は絶対、座視しない」と強く牽制していました。

その声明の後、12/11に、カナダの元外交官が逮捕されるというニュースが入ってきました!

逮捕された元外交官は、北京のカナダ大使館での勤務経験のあるマイケル・コブリグ氏だと発表がありました。

写真のコブリグ氏ですが、現在は香港在住で、ブリュッセルに本部を置くシンクタンク「国際危機グループ」で北東アジアのアドバイザーを務めている方のようです。

このタイミングでのカナダの重要人物の逮捕は、ファーウェイの副会長逮捕の報復の可能性が高いのではと言われています。

12/13追記

中国外務省の陸慷報道局長は、13日の記者会見で更にマイケル・スパバ氏を拘束した事を明らかにしました。

カナダ人の拘束は、スパバ氏で2人目になります。

二人の容疑は「中国の国家の安全に危害を及ぼす活動」に従事した為と言われていますが、もうこれは完全に今回の事件の報復措置と見て間違いなさそうです!

スパバ氏は、対北朝鮮国境の丹東に在住で、北朝鮮と交流事業を行う非営利団体を運営しているそうです。

以前に、米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手デニス・ロッドマン氏の訪朝を担当し、金正恩朝鮮労働党委員長とは「友達」と言われる程親しい仲だと言われています。

中国は、この二人をカードに使ってカナダに圧力をかけていくようですが、本当の敵はアメリカです。

アメリカには何も言わず、カナダに圧力をかけ続ける理由は、「孟容疑者を絶対にアメリカに引き渡したくない」との思惑と、「アメリカに直接圧力をかけたら、更なる経済制裁を仕掛けてくる可能性がある為、それだけは避けたい」との思いがあるようです。

12/19追記

カナダ外務省は16日、ジョン・マッカラム駐中国大使が、中国で拘束された2人のカナダ人、マイケル・コブリグ氏・マイケル・スパバ氏と面会した事を明らかにしました。

カナダのトルドー首相も、中国側と連絡を取り続けているようで、二人の拘束は容認できないとの姿勢を示し続けています。

少しずつ解決への道が見えてきている最中、19日、カナダ日刊紙ナショナル・ポスト(National Post)が、中国で3人目のカナダ人が拘束されたと報道しました。

カナダ外務省も、カナダ人が拘束されている事を認識している模様です。

名前などは、現時点では公表はされていません。

この報道に対して、中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は定例会見で、今回のカナダ人拘束について「聞いていない」と述べました。

なかなかこの問題は今後も長引きそうです。

更に新情報がわかり次第、こちらに追記いたします!

12/11にカナダの裁判所が孟晩舟氏の保釈を認める

12/11に、以前に北京のカナダ大使館で外交官を務めていたマイケル・コブリグ氏が中国当局に拘束されるというニュースが流れました。

この事件を受けて、カナダのトルドー首相は「極めて深刻に受け止めている」と懸念を表明しました。

これは明らかに逮捕の報復措置だと思われますが、これを受けてなのかはわかりませんが、カナダの裁判所は11日(日本時間12日午前)、孟氏の保釈を認める決定を出しました。

そして、その保釈金の額が8億5000万円という桁違いの額です!

彼らにとっては大した金額ではないのかもしれませんが、驚きの金額です。

保釈には、「孟容疑者に犯罪歴がないこと」「健康面に不安を抱えていること」「24時間GPSを体に装着する事」が条件とされているようです!

監視体制は非常に厳しく、孟容疑者は、午後11時から午前6時まで自宅から一歩も出ることができない状態のようです。

又、孟容疑者はパスポートを複数(香港旅券3枚、中国旅券5枚)持っているようで、カナダ政府は、孟容疑者の国外逃亡も警戒しているようです。

そして、上の記事に書きましたが、カナダグースが思わぬ被害を受けています!

中国国内ではアメリカへの反発が

カナダグースが報復の標的になってしまっていますが、今回の逮捕がアメリカからの要請であった事もあり、Apple製品を踏んで壊したり「Appleを使用している社員を解雇する」という企業まで出始めています。

テレビの映像でも流れていますが中国国内では、Appleストアは閑散としていて、Huaweiのショップは人でごった返しているというような状況になっています。

12/15追記

更に、北京市に15日オープン予定だった中国本土1号店の開店が延期になるという事態が起きてしまいました。

理由は「内装工事の遅れ」と発表していますが、孟容疑者逮捕の「抗議を警戒しての措置」だと言われています。

貿易戦争から冷戦に突入していきそうな状況にもなってきているため、今後のアメリカと中国の動きに注目が集まっています。

アメリカ司法省がファーウェイ副会長を起訴 1/28追記

アメリカ司法省は、1/28にファーウェイを起訴しました。

起訴容疑「企業秘密の窃取」「通信詐欺」「司法妨害」と発表がありました。

10の罪状を含む起訴状によると、ファーウェイの関連会社2社は2012年~2014年にかけて、米通信大手のT-Mobileから企業秘密を盗んでいたそうです。

さらには、他社から機密情報を盗んだ従業員にボーナスを出したとも。

これとは別の13の罪状を含む起訴では、ファーウェイと最高財務責任者(CFO)の Meng Wanzhou氏、および系列会社のHuawei USAとSkycomが金融詐欺罪に問われています。

本当にボーナスを出していたとしたら、完全にスパイになってしまいますね。

FBIの長官は声明を出して以下のように発表しています。

「28日に明らかにされた起訴状では、ファーウェイが自由で公正な世界市場を弱体化させるために米国企業の知的財産を意図的に盗もうとしたことが明確に主張されている。ファーウェイは不当な経済的利益を得ることを期待して、米国の法律を無視し続け、米国の創意に損害をもたらした。これらの罪状の多さが示すように、FBIは米国企業と米国の繁栄を可能にする法律に違反する腐敗企業を容認しない」

引用:CNET Japan

アメリカも一歩も引かない構えのようですね。

これに対して中国は「起訴事実は一切ない!」と反発しており、今後も米中対立は収まる様子がありません。

ファーウェイ副会長がカナダ政府を起訴!! 3/4追記

現在もカナダで拘束されている孟被告が、カナダ政府と入国管理局、警察が自分の市民権を「著しく侵害」したとして行政訴訟を起こしました!

最近では、身柄がアメリカに渡るのも時間の問題ではとも言われていますが、どうなるのでしょうか。

いまだに収束の行方が見えないこの事件ですが、中国経済にも大打撃となり得る案件ですので、今後の動向が注目されます!

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ネット上の反応は

では今回の逮捕に対するネット上の反応はどうなのでしょうか?

確かに気になっている方が多いのが、ソフトバンクの通信障害がちょうど同じタイミングで起きていました!

12/7の発表によると、ソフトバンクの通信障害の原因はエリクソン社の部品だったようです。

同じ携帯大手ですから関連性が疑われましたが、今回の事件とは特に関係がなかったようです。

最新情報が入ったら、またこちらに追記していきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました( ^ω^ )

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